3DCADとは?3DCADのメリットと2次元CADとの比較

こんにちは、三谷です。

今日は、3DCADの歴史やそもそもどんなことができて、どんな分野で活用されているかについてお話ししたいと思います。

3DCADの生い立ち

01

3DCADはその名前の通り3D空間上に仮想の3Dモデルを作成するツールで、2D主体の設計では難しかった様々な問題を解決するために発展を遂げてきました。

初期の3DCADは主に大学や研究機関、名の知れた大企業が主に開発し、内部で利用するといったものが多かったです。
また、現在のように技術者自身が利用するというものではなく専任のオペレーターが操作するといったものでした。

3DCADが一般的に使用されるようになってきたのは、商用の3DCADが続々と世に出てきた1980年代からです。

商用の3DCADとして世に出てきた代表的な3DCADとして、Unigraphics Groupの「Unigraphics」(「UG」)、ダッソー・システムズの「CATIA」、SDRCの「I-DEAS」、そしてPTCの「Pro/ENGINEER」(「Pro/E」)といったものがあるました。

ただ、まだまだ黎明期であるというこの時期に導入を図ったのは、大手の自動車関連の企業や大手家電メーカーであり、数百万〜数千万円といった「ハイエンド」と呼ばれる高価な3DCADが大勢を占めていました。

この流れを変えたのが、「ミドルレンジ」と呼ばれる価格帯の3DCADです。
ミドルレンジの3DCADは1990年代後半から発売され始め、代表的なものがSolidWorks社の「SolidWorks」があります。

03

コンピューターの小型化、高性能化に伴って、これらのCADはUNIXなどのシステムから、パーソナルコンピューターへとシフトしてきており、導入する企業の規模も中小へと広がり今日にいたります。

近年では、数十万円で使用できる「ローエンド」と呼ばれる価格帯の3DCADや無料で使える3DCAD、さらにクラウド技術を利用した3DCADも開発されています。
クラウド3DCADの代表的なものとしてAutodesk社の「Fusion 360」があります。

3DCADのモデルの種類

3DCADで作成するモデルは大きく分類すると「ワイヤーフレーム」、「サーフェース」、「ソリッド」の3種類に分けられ、それぞれ特徴が違っています。
簡単に説明すると以下の通りです。

〇ワイヤーフレーム

04

線のみで構成される為、軽量高速に描画ができます。ただし、線だけなので色や影などの表現はできません。

〇サーフェース

05

線で囲まれた閉じた領域を1つの面と見立て、面にも色が付けれられる為、立体の表現も格段に上がりますが、中身は中空なので、体積や質量の計算はできません。

〇ソリッド

06

サーフェースの外観だけでなく、中身の情報も持つため、質量、体積の計算も可能であり、また断面形状の表現も可能となっており、実際のモノの表現としては一番近いものになります。
ただし、持てる情報は多くなるため、データ量も大きくなります。

3DCADと2DCADの比較

07

続いて、3DCADと2DCADの比較について説明したいと思います。
2DCADはもともと、設計現場でドラフターによる手書きの図面を電子化したものでした
そのため1つの平面上で全てを表現する必要があり、実際のモノを製作するためには必要な情報が十分ではないという性質があります。

これに対し3DCADは、最初から3次元空間での立体モデルを表現することができるため、作りたいモノの形状を忠実に再現することができます。
現在の主流は3DCADという流れにはなっていますが、古くからの蓄積があり、未だに2D図面を主に使用している企業も多く、完全には3DCADに移行できない状況である場合が多く、しばらくは併用といった状態が続くのではないかと思われます。

フリーCADとは?

フリーCADと呼ばれる無料で使える3DCADがあります。
無料で使えるため、やはり有料版のCADと比べると機能は劣りますが、業務でも使用することができます。
「無料で使える3D CADのフリーソフトを比較してみました!」を参考にしてみてください。

フリーCADの登場により誰もが手軽に利用できるようになったため、もともとはNC工作機械などへ渡す役割を担っていた3DCADのデータの用途も幅広く利用できる状況となりました。
例えば3Dプリンタや、レーザーカッターなどのデータを個人が簡単に作成できるようになっていたりしってきています。

08

3DCADのメリット

3DCADのメリットは、大きく分けて「3Dモデル」に関するものと「製品情報」に関するものがあります。
3Dモデルに関するメリットは、自由曲面を持った複雑な3Dモデルをさまざまな角度や、任意の断面で確認できることです。
2次元CADでは難しいですが、3次元CADでは誰でも容易に3Dモデルを理解することができます。

09

製品情報に関するメリットは、製品開発の関係者が検討した材質などの設計情報や、部品調達に関する情報、公差などの製造に関する情報、コスト情報などを3Dデータと連携して記録し伝達できることです。
これにより、企画、設計、生産技術、製造などの各部門間の意思疎通を円滑にすることができます。

さらに、デザイナーが製品のデザインを検討する段階から、3DCADで作成された3Dモデルを製品ライフサイクルを通して一貫して使用することで、共同して商品を開発することが容易になります。
例えば、3Dモデルを使えば、設計段階においてもデザインや機構、さらに解析ソフトを使うことで強度などについても、試作品を作成せずともある程度検証することができます。
これにより、試作品を作成する回数の削減や、設計変更に伴う「手戻り」(作業のやり直し)の大幅な軽減ができます。

このほか、3DCADには、設計変更や仕様変更に対する柔軟かつ迅速な対応が可能なことや、3次元モデルからの2次元図面が容易に作成できるといったメリットがあります。

3DCADの活用分野

開発期間の短縮やコスト削減は、収益拡大を目指す「ものづくり企業」に共有する課題となっています。
この問題を解決するためには、これまでの単なる業務効率化といった部分的な最適化から、製品のライフサイクル全般の最適化へのシフトが必要で、3DCADデータの徹底活用が求められています。

先行する産業分野では、次のような活用が見られます。

10

機械分野では、FA(Factory Automation)が主流である、その中ではCAE(Computer Aided Engineering)やCAM(Computer Aided Manufacturing)などのシステムが活用されています。

11

CAEは、3Dモデルを基に製造物の特性・性能を解析するシステムで、CAMはNC(Numerical Control)工作機械を使って製造工程を自動化するシステムであり、3DCAD無くしては産業が成立しません。

12


いかがでしたでしょうか。AI(人工知能)やIoTなどの分野にも3DCADの技術を用いた様々な取り組みがされており、今後も3DCADの技術はさらなる発展を遂げていくものと思われます。
最近では、人工知能を3DCADに搭載する試み(Fusion360にもAI技術!?AIを使った新しいものづくりとは)もあり、今後が楽しみな分野ですね!

Fusion 360とInventorを徹底比較!

top_bnr_17

Fusion 360ってなんでそんなに安いの?今まであったInventorと何が違うの?
という質問をよくもらうので、Fusion 360とInventorの違いをまとめてみました。

今回の記事を作成するにあたり、HL worksの草野さんにも協力をしていただきました。


Fusion 360とInventorでは、そもそも開発のコンセプトが異なります。
Inventorは、機械設計、装置設計等のために最適化されたシステムで、大規模アセンブリやAutoCADデータの取り扱いなど、製造業の設計部署が設計開発を柔軟にスムーズに行えることが特徴です。

一方、Fusion 360は、ものづくりのための全く新しいプラットフォームという位置づけで、今まで分断されていた、CAD、CAM、CAE、コラボレーションなど、会社や部署をまたがって使用できるシステムです。
これからの時代、国や場所を超えてすべての人がつながりながら新しいものを作っていくために必要なシステムとして、クラウドをベースとした全く新しい考え方に基づいて開発されています。

Autodesk-Fusion-360_eye11

33331

UI(画面デザインについて)

基本的な作図機能については大きな差はありません。数十万円するInventorや、他のCADソフトともほぼ同等のスケッチ機能がついているなんてすごいですね!

Fusion 360には無いInventorの機能は、主にしっかりと機械設計や特殊な設計をする際に便利な機能です。

点をインポート

Excelで指定したXY座標を点で表現できます。インポートした点を繋げてスプラインを作成できるので、あらかじめ決まっている曲線を表現できます。

001

ACADファイル(DWG)の挿入

DWGファイルの図形を直接読み込むことができます。その際に、不要な線はインポートしないようにフィルタリングするオプションもあります。2次元図面の過去資産がある場合に有効です。

002

ソリッドモデリング

Fusion 360とInventorほとんど同じ機能が付いています。
数十万円~数百万円する3Dソフトにしかない、履歴を保持して形状の変更が非常に簡単に行える「パラメトリックモデリング」や、パラメトリックモデリングCADが不得意とする「ダイレクトモデリング」もできてしまうのはFusion 360がプロでも使えると言われる1つの要素ですね!

003

Fusion 360には無いInventorの機能として以下のものがあります。
こちらも、機械設計をするのに便利な機能です。

公差を3Dモデルに付与する

寸法に対して公差を設定できます。単に数値を追加するのではなく、できあがる3Dモデル自体の形状のサイズを中間値、上限値、または下限値に調整することが可能です。これにより、より詳細な干渉チェックや応力解析を行うことができます。

004

また、Inventorには完全な板金設計機能がついています。Fusion 360にも最近この機能が付きましたが、まだフル機能には至っていません。今後、同等の機能が搭載されると予想されます。

サーフェスモデリング(パッチ)

Fusion 360とInventorほとんど同じ機能が付いています。InventorとFusion 360ではサーフェスに関する取り扱いが若干異なります。こちらも、他の3DCADソフトともほぼ同等の機能です。

多くのCADソフトも同様ですが、中身が詰まったソリッドと、中身が詰まっていない表面のみのサーフェスが3DCADで取り扱われるモデルです。Inventorの場合、すべて1つの環境で作業をしますが、Fusion 360では作業スペースの「モデル」がソリッド、「パッチ」がサーフェスを扱うための環境として用意されています。
初心者ですと、明確に別れていたほうが理解しやすいという配慮かもしれませんね。

Inventorでは、基本的なフィーチャーである「押し出し」、「回転」、「スイープ」、「ロフト」についてはコマンド内で、ソリッドまたはサーフェスのどちらを作成するのかを選択できるようになっています。

005

その他の作成方法としてInventorにのみ搭載されているコマンドは、「ルールド サーフェス」、「メッシュの面をフィット」があります。

006

ルールド サーフェス

選択したエッジから、指定した距離と方向に延長するサーフェスを作成する。

007

メッシュの面をフィット

メッシュ形状の指定した部分にフィットするサーフェスを作成する。

008

Tスプラインモデリング(スカルプト)

スカルプト機能はFusion 360とInventor、ほぼ同等の機能が搭載されています。

009

新規作成時と編集時に使用できるコマンドがFusion 360よりも限られており、作成機能だと「押し出し」、「回転」、「スイープ」、「ロフト」が、編集機能は「ベベルエッジ」、「プル」、「エッジをスライド」、「補間」、「フリーズ」がありません。

Tスプラインモデリングは、コンセプトデザインやプロダクトデザインを行う、主に設計の初期段階で活用が期待される機能です。設計者ではないデザイナーも容易に使えるようにということで、Inventorよりも機能が充実しているのかもしれませんね。

010

この機能については比較的ユーザー インタフェースが統一されていないので、どちらかのCADを使い慣れている方は最初に若干の違和感があるかもしれませんが、編集機能などはほぼ同じコマンドが揃っています。

011

アセンブリ

「アセンブリ」=「複数の部品を組み立てる機能」という意味ではどちらにもこの機能があり、コンポーネント同士の拘束には「ジョイント」を使用するという、基本的な機能は同じですが、データの扱い方が少し異なっています。

Fusion 360は、アセンブリも単体パーツもファイル形式は同一ですが、Inventorはアセンブリがiam、パーツがiptという異なるファイル形式を持ちます。隣接した複数部品を、干渉を考慮しながら設計するには、ファイルが分かれていないFusion 360のほうが自由度が高いため、便利です。

Fusion 360を使用するのは設計者だけではない、という考え方からすると、誰でもわかりやすいデータ構造のほうがいいと判断してこのような仕様になっているのかもしれませんね。

現状、部品点数が2000点以上を超えてくるとFusion360は重たくなってくるので、この点はInventorが優れています。Inventorには大規模アセンブリを軽量化して設計を進めることができる機能がいくつか搭載されています。

また、溶接、フレーム設計、配管設計(チューブ&パイプ)および配線設計(ケーブル&ハーネス)機能など、機械設計に特化した機能もあります。

その他、Inventorにのみ搭載されている機能として以下のものがあります。

モデリング全般

iPats および iAssemblyという機能があります。類似部品や類似アセンブリを作成する場合に1つの基準となるパーツやアセンブリを用意し、それに対しての差異を設定することで類似品をより素早く作成することができます。

012

アセンブリフィーチャー

アセンブリ内に存在するフィーチャーを作成することができます。どのコンポーネントにも依存しない、アセンブリのためだけのフィーチャーです。合わせ加工をするための穴を作成するような場合に便利です。

コンテンツ ライブラリ

標準部品や機械要素を、自動生成することができる機能です。既存のライブラリに存在しない独自のサイズの機械要素を設定したりできます。また、ボルト・ナットおよびワッシャーの組み合わせを指定し、配置する位置を決めると自動で下穴が生成され、ボルトの長さを相手に合わせて自動的に決定して配置する機能などもあります。

013

014

シミュレーション機能

Fusion 360の方が、計算の種類は豊富に揃っています。

Inventorのシミュレーション機能は、応力解析、ダイナミック シミュレーション、フレームの応力解析のみですが、Fusion 360には線形静的応力、モード周波数、熱伝達、熱応力、シェイプ最適化、構造座屈、非線形生適応力、イベントシミュレーション(破断)が用意されています。熱応力まではStandardライセンス(36,000円/年間)で使用できますが、シェイプ最適化以降を使用するにはUltimateライセンス(180,000円/年間)が必要になります。

016

参考記事:Fusion 360はCAE機能もすごかった!

Inventorで同様のことをするには「Product Design & Manufacturing Collection」というパッケージで購入し、「Autodesk Nastran In-CAD」というシミュレーション ソフトウェアをアドインする必要があります。このソフトウェアでは、熱伝導および熱応力解析、非線形解析、大変形解析、複合材解析、座屈解析、落下衝撃解析、周波数応答解析なども行うことができますが、年間約40万円の費用が必要になります。

図面

Fusion 360に搭載されている図面機能は、Inventorと比較すると若干劣ります。
基本的な2次元図面を作成するための機能は両方についており、3Dモデルから簡単に三面図や断面図、拡大図を作成したり、寸法注記、図面指示、部品表などを作成できます。

017

日本の企業では2次元図面が正であるところが多いため、Inventorでは企業内のオリジナルの製図規格にも対応できるようなカスタマイズ性を備えています。図面枠、表題欄、部品表のフォーマットなどはどの企業でもオリジナルのフォーマットを設定している場合がほとんどですが、これらすべてカスタマイズ可能です。

Fusion 360は、日本の企業が求める品質の図面を作成するには、少し機能が不足していますが、開発の重要なポイントとして図面機能を位置づけているようです。ユーザーから図面に関する要望が多く届いており、優先順位を付けて多くの機能を追加していっています。

CAM機能

InventorにはCAM機能が付いていませんが、Fusion360にはCAM機能が付いています。
これは、ものづくりのためには設計だけではなく製造も必要であるという、Fusion 360のコンセプトに基づいたものでしょう。

Fusion 360に搭載されているCAMは「Inventor HSM」を元にしています。これを使用するには、「Product Design & Manufacturing Collection」というパッケージを購入する必要があります。

Inventor HSMに搭載されている機能のほとんど(9割ほど)はFusion 360に搭載されているため、マシニングセンターと呼ばれる、工具自動交換装置を備えた数百万円~数千万円する切削加工機を動作させることも可能です。

このクラスのCAMソフトウェアは、CADよりも高価で数百万円するのが当たり前ですが、3軸加工までならStandardライセンスで使用できるというのは、コストメリットが非常に高いです。

参考記事:Fusion 360はCAM機能もすごかった

データ管理

Inventorは、ソフトウェアに同梱されているAutodesk Vaultというデータ管理ソフトウェアを使用してデータ管理をすることができます。このツールでは、プロジェクトごとにファイルを整理することができます。また、ファイルのバージョン管理、アセンブリ内で使用されているコンポーネントの検索、排他制御(誰かが編集している時に他の人は編集できないようにするなど、矛盾や衝突が発生しないようにする)などが可能です。

これは、Inventorが機械設計を目的にしているため、設計部署において複数の設計者が間違いなく設計した部品を管理できるようにしている、クローズドなシステムとして最適化されています。

一方、Fusion 360はクラウドでデータを管理しています。これは、Fusion 360のコンセプトである「コラボレーションツール」であることから、非常に力を入れて開発されている部分です。

クラウドで管理されているため、メールアドレスを共有するだけで簡単にデータの共有ができたり、特定のデータにアクセスできるURLを簡単に取得できるため、他社や他部署の人とデータを共有するのが非常に簡単です。また、ウェブブラウザでリアルタイムに画面共有をして打合せができるコラボレーション機能や、3D上に直接マークアップできるコメント機能など、「人と人とをつなぐコラボレーションのための機能」が盛り沢山です。


いかがだったでしょうか?

Inventorは機械設計を効率的に行うための細やかな便利機能がたくさん搭載されています。一方、Fusion 360は新しいコンセプトで、ものづくりのための広い機能を搭載しています。Inventorや他のCADにある機能がまだ搭載されていないこともありますが、Fusion 360はユーザーからの声を元に2週間に1回アップデートを行うなど、今までのCAD/CAMソフトウェアの常識を大きく覆した進化を遂げている、未来のあるソフトウェアだと言えるでしょう。

みなさんもこれからのFusion 360の進化に是非注目していただき、全く新しいコラボレーションツールを体験してみてください!!

運命的プロジェクト | Fusion 360ユーザー紹介

こんにちは、三谷です。
今日は、スリプリセミナーの受講生、『sennokanmuri』の岡田さんをご紹介します!
岡田さんは、ベーシック、アドバンス、スーパーアドバンス、CNCという、スリプリセミナーをなんと全部受けていただいた方です!

自己紹介をお願いします。

IT業界に勤めておりプログラマーをしておりましたが、
その後アルバイトでイラレやフォトショップ、CADを学び土木業の資料作成などしておりました。
が、繊維筋痛症発症の為自宅でお仕事をすることになりました。
今年、9月24日に『sennokanmuri(作成中)』を立ち上げました。

1

Fusion 360との出会いを教えてください。

自分が病気になり日に日に全身の痛みが強くなり、指が動かなくなっていく事に気づいた時、一生懸命生きないとこのままでは寝たきりになる、ギリギリまで、精一杯生きなければ!!!何か自分で生きて行く道を開かねば!と真剣に考えた時期がありました。

そんなとき、3Dの設計とかってできないのかな?CADって高いしなーと思いながら2016年暮れあたりから必死に調べたときに見つけたもの、それがスリプリさんとFusion 360との出会いでした。

プログラムやイラレなどは自分で独学流でしたが、もうそんなの疲れてしまって(笑)
大人の財力を駆使して学んだ方が早い!と思い、スリプリさんを選びました。ソフト無料のFusion 360に食いついたわけです。

ベーシック、アドバンス、スーパーアドバンス、CNC、全てわかりやすいセミナーでしたね。
特に三谷さんのセミナーはもう一回聞きたいくらい濃厚でした。
無駄がないセミナーで、オプション情報が憎いくらい!完璧なセミナーでした。
決してヨイショではないですよ(笑)

最上級のお褒めの言葉‼ありがとうございます‼今回のプロジェクトについて教えていただけますか?

今回のプロジェクトは、札幌にある株式会社エムブイピークリエイティブジャパンの大海さんからの依頼で始まりました。
大海さんとは高校の同級生です。

数年前に大海さんが、『にっぽんの福祉をかわいくしたい』というコンセプトの会社を立ち上げられ、素晴らしいテーマだと感じ応援はしていました。

2

「障害者の方の可愛い物が少ない世の中なんだよね」とよく言っていらっしゃいました。

3

姉が看護師をしていた関係で、「入院患者(特にお子)さんの可愛い物が無くなかなか元気づけてあげられない」とのことで可愛いイラスト等を描いてあげたりしてました。

Fusion 360を習得した矢先のことでした。大海さんから「作りたい物があるんだよね」というお話を聞いたのです。
「2026年 札幌オリンピック・パラリンピック招致活動”を更に盛り上げるアイテム 障がい者スポーツを応援する、『競技用具デフォルメアクセサリー』」

「もしかして作れるかもしれない!」「作らせて!」と思わずお願いしました。
大海さんもリウマチという深刻な病気を抱えており、今までできていた事が、痛くて、出来なくて、悔しくて同級生同士、同じ思いの中、苦しいけど、どうせ辛いなら笑顔が生まれるような事をやろうよという気持ちがリンクしてしまった・・・
そんな運命的なプロジェクトだと思うのです。

素敵なエピソードですね!!実は私も、大海さんとは2年ほど前に札幌でお会いしており、病気を持ちながらもかわいいアクセサリーや日用品を細心のデジタル機器を使いながら作られ、販売をされているのに驚かされました。この写真はその時のものです。

4

共通の知人だったのを知ったときはびっくりしましたね!
そんなこんなで、大海さんとのプロジェクトが開始されたわけです。

プロジェクトのテーマは2つ。「シットスキー」と「バイスキー」です。
これらのスキーをデフォルメして、アクセサリーとして販売するのが今回のプロジェクトです。

シットスキーとは、障害者スポーツのうち、座位で行うクロスカントリースキーです。

5

バイスキーとは、ハンディキャップのある子供も雪山で滑る楽しさ、重力感覚を体験できる乗り物です。
6

素敵なプロジェクトですね!作成手順を教えてください。

実は、ほとんどの形状のフォルムは押し出しとフィレット、後はボディを分割したりだけで出来てるんです。
意外と、それだけです(笑)

78

苦労したのは1cmの四角形の中にフォルムを納めなくてはいけないことでした。ある程度デフォルメはしていたものの、部品を削ったり間引いたりするのが地味に苦労しました。

910

バイスキーには椅子のしなやかさを出したかったので私の苦手なスカルプトを使いました。
シートなども、少し曲面になっているのがわかると思います。

11

地味に苦労した並べる作業。一気に量産をするために、並べて出力してもらっています。素材はナイロンだそうです。

12

アクリルだとどうだろう?と思ってレンダリングしてみました。
本物かのような美しいレンダリングは、私も大海さんもお気に入りです!

1314

今後の展望を教えてください!

これからも可愛い大海さんのお仕事受注させて頂きます!
大海さんが生み出す作品に乞うご期待です!

わたくしはまた別の形、sennokanmuriで色々と考えておりますのでその時はまたインタビューして下さい(笑)

1516

23660191_1639129819472793_909098884_o23660669_1639129826139459_1077895169_o

シットスキー:横1cm縦1.1cm奥行1.1cm重さ0.2g
バイスキー :横1cm縦1.2cm奥行1.4cm重さ0.3g

新商品販売価格(税別)
シットスキーブローチ        ¥1,000
シットスキーハートフープピアス   ¥2,500
バイスキ―ブローチ         ¥1,000
バイスキ―ハートフープピアス    ¥2,500
※繊細な製品なので接触が多い場所では取扱いにはご注意ください。

お問い合わせ
株式会社エムブイピークリエイティブジャパン
担当 大海(おおうみ) info@dekotsue.com
http://dekotsue.com http://dekotsue.net
〒060-0032
札幌市中央区北2条東1丁目3-3
北2条サンマウンテンビル3F
ものづくりオフィスSHARE

今後のご活躍も期待しています!ありがとうございました!

「SOLIDWORKSの維持費を削減するFusion 360の使い方セミナー」

こんにちは、三谷です。

今日は、今週金曜日に開催されるオートデスク社のイベントについてのお話です。
1

「SOLIDWORKSの維持費を削減するFusion 360の使い方セミナー」というタイトルなのですが、非常に攻撃的ですね笑
なぜかといいますと、「SOLIDWORKS」というのがフランスのダッソー・システムズという会社が出している、世界で一番使われていると言われている3DCADソフトでして、競合他社の製品をタイトルに掲げているセミナーなのです!

とは言っても、前回までのセミナーでは、実際にSOLIDWORKSを使用されている会社さまで、
どのようにFusion 360を併用して効率を上げたのか、という事例が多く紹介されていました。
決してSOLIDWORKSを全部置き換えてFusion 360にしましょう!という内容ではなく、
使えるものをうまく使って効率よく仕事をしましょう!
という内容となっています。
2
今回のセミナーでは、ユーザー様の事例とともに、実は私も登壇させていただきます。
タイトルは「設計者も活用できる完全連動3D CAD / CAM」ということで、CAMのお話をさせていただきます。

CAMというと、設計者の方にとってはあまり関係ないよ、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、試作品を早いスピードで作ることで設計をより早く進めたり、品質向上が見込める、社内の製造部署との連携が早いなど、最近非常に注目を集めています。
SOLIDWORKSの次期バージョンでもCAM機能の標準搭載が発表されており、これからは設計者であってもCAMを使う時代が来ていると言えます。
CAMに馴染みのない方でもわかりやすくお伝えしますので、是非聞きに来てください!

セミナー開催概要

2017年11月17日(金) 14:00–17:00(オンラインセミナー)
2017年11月17日(金) 10:30–18:00(東京/大阪会場 ハンズオン体験会あり)

参加費無料・事前登録制

✓ SOLIDWORKS を使っているけど機能が多すぎて十分活用できてない
✓ 保守費を維持するのが大変
✓ SOLIDWORKS のデータで仕事を受けているけど、効率的な方法を探している

など、 SOLIDWORKS を使った設計で困ったことはありませんか? オートデスクの次世代 3D CAD 「Fusion 360」 を活用することで SOLIDWORKS を使った設計における問題・課題を解決する方法をご紹介します。

【プログラム(抜粋)】
● Fusion 360 製品紹介と最新情報
●【ユーザー講演】(株)星製作所
●【事例紹介】電線・電子材料企業での導入経緯及び比較評価のご紹介
●【特別講演】3D ワークス(株)

btn


111

仕事や会社で会社で導入したいけど、迷っている方や 相談したいけどどこに問い合わせれば・・・とお考えの方必見のセミナーです。
お手持ちのパソコンやスマートフォンから誰でも簡単に無料でご参加いただけますのでお気軽にご参加ください♪

Fusion 360の製品マネージャーKeqing Songさん来日‼

こんにちは。

今日はアメリカでFusion 360の製品マネージャーである、Keqing Songさんを紹介します。
Fusion 360の最新機能について、日本のみなさんにお願いもあるみたいです!

Keqingさんは、製品マネージャーとして、実はFusion 360のWhat’s new(新機能リスト)を更新されている方です。

Fusion 360は約2週間に1回という、驚異的なスピードで更新されており、
その際に搭載された新機能、不具合改修情報もその都度更新されていきます。
日本語環境でFusion 360を使われている方が目にする更新情報は、以下のコミュニティフォーラムとなりますが、これは翻訳版となります。
https://forums.autodesk.com/t5/fusion-360-ri-ben-yu/what-s-new-2017/td-p/6818358

1

本国アメリカのページはこちらでして、そちらの更新をされているのがKeqingさんなのです。
Fusion 360ファンだと、新機能紹介にちょこちょこ登場するユーモラスな表現を目にされているかと思いますが、それも彼の仕業です 笑

2
3

実は先日、Autodesk University Japanという、Fusion 360を含むオートデスク社のソフトウェアの最新技術情報が学べる2日間の大イベントのために来日されておりまして、
そこで将来のFusion 360を良くするため、日本のユーザーさんの声を届けるミーティングができました。

通常、パソコンのソフトウェアは、ユーザーの声がなかなか届かないものですが、
Fusion 360に関してはかなりユーザーの声を重視されており、
「とにかくいろいろなユーザーさんの意見を聞きたい!それを元に製品をもっとよくしていきたい!」という気持ちを感じます。

4

打ち合わせの様子。 ・・・の写真がなかったため、お寿司を食べた様子。
左から、三谷、伊集氏(千葉大)、Keqing氏(オートデスク)、Joel氏(オートデスク)、濱谷(BizRoad)、大塚(スリプリ)、関屋さん(撮影・オートデスク)

日本のみなさんに、彼らからお願いがあるということで、紹介します。
Keqingさんから、特にwebブラウザー版のFusion 360についての情報について集めているそうでして、
安定性や使いやすさ、使いにくいところや不足している機能等々、
どんどん使って見ていただいて感想が欲しいそうです。
この記事のコメントやfacebook、Twitter等でつぶやいていただいても構いません!
三谷が彼に直接伝えますのでどんどん教えてください!
Webブラウザ版のFusion 360の起動の仕方がわからない方は、テルエもんが優しく解説してくださっているこちらを参照してください。

また、Keqingさんは、「Fusion 360に関する要望をどんどんあげて欲しい!」ということもおっしゃられていました。
アイディアステーションというところに要望する機能はもちろん、他の人が出した要望に「いいね!(VOTE UP)」することでもFusion 360の機能強化につながることが多いです。

写真に登場していたJoelさんは、Fusion 360の不具合(バグ)の管理をされている方です。
ソフトウェアなので不具合を0にすることは非常に難しいが、できるだけユーザーさんの迷惑にならないように、早急に解決することを目指して日々頑張っているとおっしゃられていました。
彼からのお願いは、万が一Fusion 360がクラッシュして強制終了してしまった際に出てくるエラーレポートを送ってほしい、ということです。
不具合の原因を特定して改修するまでに非常に多くの時間がかかるため、このレポートを報告することで送られるエラーログがあると、改修が非常に早くなるそうです!

5

日々進化を続けるFusion 360。開発されている方も、広めている私たちも、ユーザーである皆様も、「新しいものづくりのための新しいソフト」として、一緒にソフトを育てていけたらいいな、と思いました。是非ご意見等をお聞かせください!

「北上ハックブツソン2017」が開催されます!!

こんにちは、三谷です。

みなさん、「北上市」ってご存知ですか??
そう、岩手県の南西部に位置する、人口約9万人を擁する都市ですよね!

日本さくら名所100選にも認定されている桜の名所、展勝地(展勝地)もありますので、さくらの時期にはすごい人気のスポットでもあります。

01

出展:https://oshaberi-techo.jp/kitakami-tenshochi-sakura/

そんな岩手県北上市さんが主催するイベント、「北上ハックブツソン2017」が開催されます!!

02

このイベントは「ハッカソン」と言われるもので、「ハック(hack)」と「マラソン(marathon)」の混成語と言われています。2日間という短い時間で、あるお題に対してグループ対抗で実際のモノやプログラム、作品を作り上げてしまおう!というイベントです。

「ハッカソン」でありますが、今回のタイトルは「ハックブツソン」。ハッカソン・・ハッカソン・・ハックブツソン・・ハックブツカン・・・!!そう、今回はなんと博物館で行われるのです!

03

出展:http://www.kitakami-kanko.jp/kanko.php?itemid=4266

なんと太っ腹な北上市さん・・・

その他にも、今回のお題は「重要文化財の、新たな活用方法を模索追求」!!
なんと、重要文化財の3Dスキャンデータを使用して、3Dプリンター等を組み合わせて最新技術と文化財の融合が見られるのです!

04

青銅龍頭(せいどうりゅうとう)

そしてそして、会場は北上市立博物館と最新機器が揃っているいわてデジタルエンジニア育成センター、宿泊場所はふるさと体験館「北上」。そして審査員には、北上市市長 髙橋 敏彦 様、北上市立博物館長 髙橋 博 様、いわてデジタルエンジニア育成センター長 黒瀬 左千夫 様と、名だたる長の方々が!!

これだけ揃って、参加費はなんと・・・無料!
※ただし、宿泊費と夕食費(飲み物代含む)、朝食費、昼食費として6,000円は負担 (これだけでも安すぎますが笑)

北上市に住んでいる方も、これから行こうと思っていた方も、東北地方の方も沖縄の方も、是非この機会に北上市の魅力をいっぱいに感じてください!

申込はこちらから。
もっと詳細について知りたい方は、こちらからご確認ください!

【沖縄初】Autodesk Fusion360 Meetup in 沖縄 Special + スリプリセミナー沖縄初上陸

※Fusion 360の沖縄上陸に伴い、台風22号の沖縄上陸が見込まれております。
今回は大変残念ですが、中止とさせていただきます。
10/27(金)17:00時点の状況:中止

こんにちは、三谷です。

今回は、なんとFusion 360の波が地方にも!ということで、なんと沖縄にビッグウェーブが訪れますよ!という記事です!

以前別の記事「[モデリングデータあり] 妹が結婚をしまして、それも沖縄県に嫁ぎまして、沖縄に行ってきました!/」でもご紹介したSTARTUP CAFE KOZAさんとの取り組みで、なんと大人気の講座、スリプリセミナー沖縄初上陸で、Fusion 360が全く初めての人でもしっかり学べてしまうのと、Meetupで最新情報やユーザー事例、コミュニティができてしまうというなんとも贅沢なイベントが2本連続で行われます!

01


スリプリFusion 360セミナー(参加費15,000円)

日付:10月29日(日)
場所:STARTUP CAFE KOZA(沖縄市)
時間:13:00~17:30(受付開始12:30)

東京、大阪、名古屋、福岡で定期開催中の大人気セミナーです。ティーチャー三谷が基礎から分かりやすくトレーニングし、つまずいてもフォローするので初心者でも安心して参加いただける内容です。
お申込みはこちらから。残席が既にかなり少なくなっておりますのでお早めに!!

02


Fusion 360 Meetup in 沖縄 Special(参加費:無料)

日付:10月29日(日)
場所:STARTUP CAFE KOZA(沖縄市)
時間:19:00~21:00(受付開始18:30)

Autodesk社の考える未来のものづくりや、Fusion 360に関わる最新情報、ユーザー事例などを、世界に8人しかいないFusion 360エヴァンジェリスト(伝道師)の藤村氏が面白おかしく語ります!ティーチャー三谷も登壇しますよ!
お申込みはこちら(facebook)
またはこちら(Eventon)
またはこちら(connpass)から。当日参加もOKです!

03

東京だとこんな感じですが、もう少しだけこぢんまりとした会になると思いますので、ものづくり仲間を作るきっかけとして是非ご参加ください♪

04

大河原邦男さんデザインのオリジナルロボット『イグザイン』

こんにちは、三谷です。

今回は、フリーランスのデザイナーでイラストレーターのMがんぢーさんにインタビューをしました。
MがんぢーさんはTwitterに作品を上げられており、以前から私も作品を拝見していました。
今回はその集大成の作品をご紹介します。
renda

普段はどのようなことをされていますか??

ゲームなどメカデザイン、カードイラスト、玩具企画協力の仕事をしています。
作品は、スーパーロボット大戦、バディファイト、フォース・オブ・ウィル、アサルトリリィ他多数です。

どのようにFusion 360を学ばれたんですか?

昨年セミナーにいくつか参加後、今年6月「Fusion360操作ガイド(ベーシック編)」を購入ししてから1週=1課題を目標に進めました。

仕事は、メカや三面図が多く3Dを取り入れたい気持ちは有りましたがFusion 360を知ったのは2016年頃のワンフェスだったと思います。
製品開発にはCADが使用されるとなんとなく知っていましたが、自宅PC環境可能で導入コストが抑えられるなら…というのが大きな理由ですね。

最初のセミナーは「Autodesk Fusion 360 Open Door Seminar」、イベントでお会いした3D-GANさまの「3Dモデリングでミニ四駆のオリジナルボディを作る講座」、今年「IID 世田谷ものづくり学校 Fusion360 モデリング」です。

イグザインについて教えてください

iXine|イグザインとは、メカニックデザイナー大河原邦男氏が描き下ろした完全オリジナルロボットで、日本の製造業に関わる中小企業の活性化のプロジェクト「全日本製造業活性化計画|JMRP」の活動に賛同された大河原氏がデザイン提供されました。

1

私は設定画イラストで携わっていました。

2

現在は株式会社エムアイモルデさんでガレージキットが製造され、販売されています。

3

4

株式会社エムアイモルデ
静岡県富士市の金型設計製造メーカー。
主に自動車の内装や灯火類の樹脂部品の金型を製造。
現在、JMRPの活動に参画し、イグザインのガレージキットを2017年7月のワンダーフェスティバル2017夏にて販売。
現在は秋葉原と新宿の模型店で販売している。
今後はインジェクションキットをリリースする等、様々なホビー関連の商品化計画を推進している。

イグザインの作製手順を教えてください。

モデルはプライベートで描いたデフォルメ版の2面図をFusion 360に「下絵」取り込みしてガイドにしています。

ix-2menzu

「仕事で3Dのロボやメカを作製したい」という目標と、勉強で学んだ事を試したい、それにモチベーションの維持、それらが合致したのがきっかけです。

技術不足は解っていましたがとにかく手を動かそうという気持ちでした。

① 腿、ヒザ、足先
全身の中でも目を引く部分だったので最初でした。
また特徴的なヒザや足先をクリアできないとイグザインにならないだろうと考えたからです。

ふくらはぎの手順は球体を作製し横からスケッチからの「切り取り」ヒザや太もも、つま先もスケッチで三角形を描いて「ロフト」不要な部分を「切り取り」の繰り返しです。
当時他コマンドが上手く使えなかったので、とにかくパーツを割って作製していきました。

asi

② 腰、胸
腰の股関節、円形からゆるい台形は「ロフト」で繋いでいます。
腰を囲む溝は当初切り取りが上手く行かずロフトで切り取り用パーツを作製しています。

胸の突き出た部分はスケッチを数段重ねして「ロフト」で作製。
左右のインテイク、ウエストも基本同じで個別作製して統合しました。
今ならサーフェスやスカルプトを利用していたかもしれません。

kosi-mune

③ 頭部、腕
「頭を作製したらそこで満足しそう」なので最後にまわしています。
ここで初めて「操作ガイド」で学んだスカルプト球を作製して下半分を切り取り後下へ「押し出し」でヘルメットを作製。

白いツノは半円の板を横から切り取り、V型ツノは押し出し後に「傾斜」で角度調整。マスクや目は「ロフト」と「傾斜」で微調整。
ヘルメットの中に納めるのに苦労しました。

ude-kao

最後は一番簡単な腕を作製、最後に別個に作製していたパーツを一つのファイルにまとめ、外観に色を設定して終了。

bust-up

zensin01
zensin02
zensin03

renda

出力はどうされていますか?

先日エムアイモルデ様から「3D出力してみては?」との勧めがあり、同社保有のポリジェット式3DプリンターではじめてSTLでファイルから3D出力して頂きました。

従来のガレージキット原型はパテやプラ材を使い一から手作業で作製しなくてはいけませんが、デジタルデータを活用することで原型作製のハードルも下がる気がします。

bty

今後の展望を教えてください。

3Dモデリングが楽しくてしかたがない、いろいろな技術を学びたい!という気持ちです。

仕事にもすこしずつ3Dを取り込みはじめていますが、いずれモデリングだけでも受けられるようにしたいですし、趣味の同人で描いているロボも3D化したい…と今やりたいことがいっぱいなんです。

今後の作品も楽しみにしていますね!

主な作品は、pixivにて上げていますので興味があれば覗いてみてください。

また、ブログ「C/Fe別館(イラストレーター  Mがんぢー の日記)」もやっておりますのでこちらも是非。

ますますのご活躍を!ありがとうございました。

ありがとうございました。

[Fusion 360 事例紹介] とてもおしゃれなセメント鉢

こんにちは三谷です。

今日は、以前このブログで紹介した(【衝撃映像】Fusion 360で作られた動くケーキ!)へっぽこまるさんからの紹介をいただいた、出川さん(twitterアカウント@aaa_tu)をご紹介します!
Fusion 360の友達の輪です(笑)

出川さんはFusion 360ユーザーで、Fusion 360でとてもおしゃれなセメント鉢を作成されていましたのでインタビューしてみました!
これが実際に作られたセメント鉢です。

007

三谷:まずは、自己紹介をお願いします。

出川さん:普段は機械メーカーで電気/制御系のエンジニアをやっています。

三谷:Fusion 360を使い始めたきっかけは何だったんですか?

出川さん:最近クラウドファンディングで3Dプリンターを手に入れたので、入門しやすそうな3DCADを探していてFusion360を見つけました。

三谷:以前作られたセメント鉢の作成手順を教えて頂けますか?

出川さん:植え替える植物の写真を撮って下絵として実寸サイズで貼り付け、それに合わせて鉢の形を設計してSLICERプラグインを利用して展開図にします。

001

002

003

それから展開図から型を作ります。強度と防水性を持たせるためにダンボールに牛乳パックを貼り合わせて使いました。

004

水はけ用の穴の型もFusionで作って3Dプリントしました(型抜きに苦労したので、もう少し抜きやすい構造にするべきでした)

005

組み立てた型にセメントを流します。セメントは足りなくても余らせても面倒なので、あらかじめCAD上で容積を確認出来るのがとても便利でした。

006

形もサイズもばっちりイメージ通りに仕上がりました。こういうインテリア的な物を作る時は、下絵として人間も配置しておくともっとサイズ感を検討しやすかったかなと思います。

007

三谷:ありがとうございます!
また、何か作られたら是非教えてください!

Fusion360が学べるスリプリセミナー、全国で開催中です。
スリプリ Fusion 360 CADセミナー
スリプリ Fusion 360 CNCセミナー
スリプリ Fusion 360 スーパーアドバンスコース

製造業・法人様向けセミナーもオススメです!
製造業・法人様向けFusion 360セミナー

慰霊の心を形に。

こんにちは、三谷です。

今回は、切削で仏像を作られている山梨県甲府市在住の石川さんにインタビューをしました。

なぜ仏像を作られようと思ったのですか??

東日本大震災の鎮魂、慰霊の仏像製作のお手伝いをしたくて身延山の工房を訪問しました。
そのとき製作過程の中で黙々と作品を仕上げていく仏師の方々の後姿に頭が下がりました。
粗彫り、小作り、漆塗り、研ぎ、金箔張り、色づけ、と3年近い年月をかけ完成し現在は陸前高田市にある妙恩寺様に納めてあります。
高さは約4.0mあります。
現在二体目を製作中ですが信者および一般の方々に仏像に“ひとノミ”入れて頂いております。
そんな皆様の気持ちを多くの人と分かち合えるよう山梨県身延在住の仏師の作品を、紹介できたらと思い製作してみました。
現在、 身延山にはたくさんの宿坊があり、宿泊する行為自体がすでに修行ですが、一般の方の宿泊も増えております。
その方々に写経、御朱印、写仏画、また精進料理、湯葉料理を提供しておるようです。
その中に体験の一つとして加えて頂けたらと思っています。

1

Fusion 360との出会いを教えてください。

現在SolidWorksを使用しておりますがもっと簡単に色々な事が複合的にできるものを探していました。
特にデザインとCAMの連携に違和感のないものは無いかと思っており、インターネットで探していましたらFusion 360に出会いました。
しかし操作はなかなか上達せずにいました所、スリプリ様のCAMセミナーを知り参加しました。
それから会社に戻りFusion360 操作ガイドを入門からCAM編までを購入しレッスンを、一つ一つこなして行きました。
非常に緻密にわかり易く書いてありFusionのバイブルとして活用しております。

ありがとうございます!製作手順を教えてください。

まずはAutodesk Remakeというソフトで、複数の方向から撮影した写真を元に3Dデータを作成しました。
写真から3D化をしてくれるので、高価なスキャナーを持たなくていいのは助かりますね。

2
3

その後Fusion 360に取り込み、ボディを分割して形を整えました。

4
5

切削に使用したのはオリジナルマインド社製のKitMillです。
メーカーさんのマニュアルの通り、最初は柔らかい材料のスタイロフォームで練習の加工をして、最終的にケミカルウッドで加工しました。
6

7
8

今後はどのようなことをやっていきたいですか??

仏師の方の作品をシリーズ化して、身延山周辺の自然を楽しみながら、宿坊に宿泊して仏像彫刻をしたいですね。
身延山には七面山と言って分院のある山もありそこにも宿坊があります。
その登山口のある早川町には江戸時代の名残色濃い赤沢と言う宿があります。
季節の移ろいがとても素敵な場所です。
また七面山の山頂からの富士はすばらしく、歴史と、信仰を学び、自然を楽しめる場所だと思っております。

これからも作品楽しみにしております。ありがとうございました!

ありがとうございました。