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公開日:2016.07.01 [最終更新日]2018.04.02

金属造型作家 坪島悠貴さん のご紹介♪

 エバンジェります♪

Fusion 360ファンの皆様こんにちは!
今回のエヴァジェブログはこちらっ!

たら〜ん♫
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既にツイッターでも大人気の金属造形作家!坪島悠貴さんにインタビューをしてきました〜!

ある日ツイッターで発見した坪島さんに不躾ながら直メッセージでお話ししたところ、とても作品と工程が魅力的だったため、実際にお会いしてお話をうかがいました。坪島さんは去年の今頃(2015年5月)からFusion 360を始められたそうです!

ではお話をうかがってみましょう!

まず最初にFusion 360を最初に触ることになったキッカケについて教えてください

「今まではすべて手作業で作品を作っていたんですが、もっと複雑な機構モノをやりたくて3Dを始めようと思ったのがキッカケです。色々しらべてみたんですが、アセンブリができないと、自分のやりたいコトができないので、Fusion 360にしました。大学院修了が2013年で、この頃は大学を出てアルバイトしながらの制作だったので時間もありましたし、Fusionのことばかり考えることができました。
当時は日本語化されておらず、調べて出てくる情報も英語ばかりで結構大変でしたが、その分愛がありますね。そんなこともあって、今からFusion始める人はいいなぁ〜と思います!Fusion習得中は、いそぷろさんにもだいぶお世話になりました!」

私がFusionに初めて触った時も英語版だったので、お気持ちわかります!!ということは、キッカケはリンク機構のシミュレーションみたいなコトを、おやりになりたかったということですね。ふむふむ。

「そうです。11月(2015年)に個展があったので、作品作らなければいけなかったのですが、どうしても手作業では間に合わなそうだったので、初めてのCADだけど、この際マスターしないとな!と。。。
でないと作品が出来ない切実さがあったので笑」

なるほど〜!!なかなかにプレッシャーがあったんですね〜。
では少しバックグラウンドと、現在のお仕事について聞かせてください。

「2007年に大学に進学し、工芸工業デザイン学科の進みまして、金工を学びました。なのでこのころから作品を作っています。在学中に他のソフトも1ヶ月ほど触ったのですが、その時はコップを作って終わってしまいました。
現在は3Dプリンターの会社、アイジェットとという3Dプリンターサービス会社で働いています。そこではスキャンデータの修正や3Dプリンティングするためのデータ作成や修正を行っています。」

では作品についてのお話を伺いたいのですが、まずこのどこから見てもカッコいい作品についてご紹介いただけますでしょうか?

「この作品は、ある日「魚のボディ(体)が鳥にみえた」ところから始まっています。」

えええええぇぇぇ!!どういうことですか?

「腹の膨らみから背骨のシュッとしたとこにかけてが、閉じた鳥の羽根みたいだなぁと気がつき、一つにつながったんです。結構生き物って似た部分があって、そこを上手く結んでいって作品にしてます。」

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しょぇーー!絵めっちゃうまいし!! 私は魚と鳥の関係には全然気がつきませんでしたよ!!
アイデアを固めて作品ができるまでは、どのくらいの時間でできちゃうんですか?

「モノによりますけど、アイデアが生まれてから、完成までに大体2-3ヶ月くらいですね。Fusionをやる前までは、機構のデザインをする際に、スケッチにトレーシングペーパーを重ねて検討してました。」

なるほど〜!そういうアナログなプロセスも素敵ですね! ちょっとすみません、この作品はそもそもどんなモノなんですか?彫刻?

「これは根付というもので、着物とかはポケットがないので、小物入れなどを紐でぶら下げて、紐のもう片方には根付を付けて、帯に引っかけるための道具です。ただ、この作品は根付のつもりで作ったもののちょっと重くて出っ張った部分もあるので、根付にするにはちょっと色々盛り込み過ぎました。。。」

なるほどおしゃれアイテムなんですね!!すみません、お話を戻しましょう!

「はい。プロセスとしては、今はFusionでアセンブリ組んでやってます。立体的に検討できますので、とっても便利です!」

これらの作品はどこまで手作業で、どこがデジタルなのですか?

「この作品については、中の機構の部分をFusion使って設計しました。逆に外側のこの青い部分は全部手作業で加工しました。」

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凄いぃぃぃ!カッコいいぃぃぃ!!
作製プロセスの詳細についてご説明いただけますか?

「作品を作るにあたり、CADで設計したデータを金属にし、さらにそれを複数個制作するためにはいくつか方法があるんです。ですがコストの面を考慮していくつかの方法を組み合わせなければなりません。
一番コストのかからない方法として、アクリル樹脂などで出力した品物を液体シリコンで型取りし、蝋で型取りして鋳造する方法があります。
ですが液体シリコンは強度が低く複雑な形状の場合は型が壊れてしまうんです。
そういう場合には強度のある、熱と圧力で硬化させるタイプのシリコンで型取りするのが最適なんですが、その場合、樹脂原型だと熱や圧力に耐えられないので金属原型を用意する必要があります。
金属原型を用意する為には鋳造できる素材で出力出来る3Dプリンタで出力する必要があるんですが、現状これらは非常に高価なんです。
ですので、パーツによってそれらの方法を使い分けたり手作業で出来る部分は自分で作るなどして、設計段階からパーツ構成や制作方を常に考えています。この作品は全て銀ですが、他の作品では銅や真鍮も使うこともあります。」

えぇ!! これ全部銀なんですかっ!?
すみませんプロセスすっ飛ばしてそこに食いついちゃいました!

そうです。
今作ってる作品は、基本フルFusionです。

えーーーーー!!みたいです!!

「いいですよ。」

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ひゃーーー!!龍だーー!

「これがこうなります。」

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。。。ちょっと待ってください。。凡庸なわたくしには凄すぎて意味がわかんないです…笑

「この龍の首のところが、羽になるんです。」

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。。。

絶句ですね…凄くないですかこれ??? 早く完成品が見たいです!!
気になったのですが、原型があるならば沢山つくって販売されたりはしないんですか?

「実は型は同じでも、基本そこから手作業で一つ一つ仕上げるため、全く同じものは存在せず、全て一点物なんです。」

これぞ職人さんの世界ですね!!
坪島さんは、現在ご就職されているとうことですが、今後も作家活動は続けられる予定なんですか?

「今は週末とか、自分の時間が取れるときに活動しています。ゆくゆくは作家活動メインでとも思うのですが。」

なるほど。今後3Dプリントの精度や、マテリアルの種類が増えたら、もっと可能性が広がりますか?

「今はやはり作家として、自分の手作業とFusionとの平行を考えています。」

なるほど!やはり作品を手作業で仕上げることの価値って大きな意味を持ちますもんね。これからもカッコいい作品をFusion 360と一緒に使って作っていってください!!今日はありがとうございました!

「いいえこちらこそ!」

SONY DSC

ということで、今回は坪島さんにお話を伺いました。

とにかくめっちゃくちゃカッコいいですよね!!ガシャーンって変形するところとかたまらないです!

坪島さんはツイッターでも時々作品を公開されてますので、ぜひチェックしてみてください!

@hau9000

で検索できます。

ホームページはこちら
http://yukitsuboshima.jimdo.com/works/

それでは、Fusion エヴァジェの、公式の非公式ブログ!また次回お会いしましょう!
チャオ!

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エバンジェります♪

エバンジェります♪

オートデスクでFusion 360 エバンジェリストをしております藤村です。 いわゆる「伝道師」というお仕事で、Fusion 360 ファンの皆様のお役に立つ情報をお伝えしたり、まだFusion 360をご存知ない方々にご紹介したりしています。
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