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公開日:2018.11.29 

Look back!BIMの概要

 BIMの道しるべ

こんにちは。BIM担当の藤井です。

BIMのイベントにお見えの方々にBIMについて質問すると、
「Revitでしょ?ARCHICADだっけ?」という返答が多かったのですが…惜しい。
厳密にいうと、それはソフトウェアの名前です。
上記はささいなことですが、皆さんはどのように説明されますか?

今回も初心者向けのお話です。
説明するにはちょっと自信がない方や、説明するのが面倒くさい方(笑)にご利用頂ける内容をお送りします。

BIM:Building Information Modelingとは

建物設計および建設の生産性を向上させる「しくみ」や「概念」。
バーチャル空間内で属性を持った立体を設計し、その情報を活用する手法や考えを指します。
簡単に言ってしまえば、

BIMはプロセスや考え方などの全体像。
BIMの概念を前提として、各工程で利用されるのがBIMモデル。
BIMモデル作るのがBIMソフトウェア。

そしてBIMで重要なのは「I」=情報です。
たぶんこれ、別の機会にも繰り返し書いちゃいそうですが、それほど大切な事なのでご容赦下さい。

◆グラフィソフト:ARCHICAD 20 The ‘I’ in BIM

バージョンはさておきBIMソフトを用いた設計時の活用フローについて、短い時間で全貌を表現されています。

BIMの活用例

基本計画、基本設計、実施設計、施工・・・・といったフェーズで利用されている。というのは、周知の事実ですが、具体例を挙げると

・VRやAR→施設の内覧、安全大会での利用
・都市開発計画、土木事業でも活用されている
・業種的には、不動産業や解体業、金融業、公的機関への導入実績有り
・店舗設計や内装検討にも広がりを見せている
・建材メーカーでのBIMオブジェクト開発
・ファシリティマネジメントやアセットマネジメントに繋げる
・スピード重視のビル設計ではAIとの組み合わせでの運用も…

文字だけじゃよくわからない!という方は、ぜひ事例をご覧ください。
オートデスク→http://bim-design.com/catalog/
グラフィソフト→https://www.graphisoft.co.jp/users/

ところで「BIMはゼネコンや組織設計事務所等、大規模物件を扱う企業が使うもの」と捕らえられている方も多いのですが、個人設計事務所での導入も進んでいます。その背景として、表現力や競争力の強化だけではなく、「作業のスリム化」「顧客ニーズを効率的に形にできる」といったメリットを実感されている点にあります。

BIMソフトウェア

BIMソフトウェアは建築設計に特化したシステムです。
「設計者のイメージそのもの」を形にするだけでなく、システム側で持たせている、属性情報や設計者が付加する情報、メーカー提供部品の情報などの情報を蓄積し、バーチャル空間内に現実と近いものを建設し、表現します。

それぞれ独自の特徴があるため、企業の意向や体制、設計対象、活用目的等によって選定されますが、最近のトレンドとして「物件縛り」「施主様の意向」で決まることもあります。

では、どんなソフトウェアがあるのか…これはすでに、当サイトで人気の記事がありました。
【2018年度版】建築CADを徹底比較!!2DCADと3DCADの特徴まとめ

ただ、私も後日、別の角度から書いたものをUPしますので、ご期待下さい。

施工BIMのすすめ

例えばシェアについて。上記は日建連の「施工BIMのすすめ」からの引用ですが、調査媒体、アンケート対象の業種や企業規模によって変わります。

BIMモデルとは?

BIMソフトウェアによって作成された建物(3D)モデルのことです。

建物モデル

建物モデルは平面図を描くような要領で構築します。
BIMソフト特有の機能である、コラボレーション機能(※)を使い、1つのプロジェクト(BIMモデル)に対し、複数の設計者が同時に作業を行うことも可能です。
※コラボレーション機能とはRevitでの表現で、ARCHICADではチームワーク機能に該当します

コラボレーション機能

***チャットのような感覚で会話を交わしながら作業を進められます***

3Dであるメリットは、干渉や収まりのチェック、ファサードや内装の検討、照明シミュレーション、3D総合図の作成や施工においてはステップ図も作ることも可能です。
また、モバイル機器によるデータ確認が容易な点も、BIMが支持された理由のひとつです。
(BIM がインストールされていないPC や外出先でも手軽に見られることが受け、その為にタブレット端末が現場に大量導入された実績もあります)

<BIMモデルのしくみ>
作成された建物モデルから特定個所を切り出すことによって必要な2D図面を作成し、部品がもっている情報からはリスト類が自動生成されます。設計変更が生じた際も、関連する全ての図面やリストの情報が更新されるため、設計スピード、整合性、効率等が向上します。

BIMモデルのしくみ

3Dオブジェクトとの違い

■3Dオブジェクト(3DCADやCGの3Dモデル)
座標、サイズ、材質等の情報を持つ、ただの立体

■BIMオブジェクト
壁、梁、柱、窓、といった建築要素が3Dの部品として 認識されるため、上記に加えて、
コスト、メーカー、 仕上げ等、オブジェクトの属性情報(性質や特徴)を持つことができる

従来のCADとBIMの違い

CADの概念だとレイヤーで判別していたものが、BIMソフトを用いることで形状データや属性からオブジェクトを識別できるようになります。
例えば、「建具は壁がないと配置できない」といった、建材特有の性質情報が含まれるのも、BIMオブジェクトの典型的な特徴です。

基本的な解釈(超短縮版)

✓BIMは概念そのもの。プロセスや考え方といった「全体像」
✓BIMソフトの世界は「建設現場」
✓BIMモデルは「情報付き建築模型」
✓3DCADとBIMソフトの違いは「情報量」
✓BIMの「I」が重要 ← 後日ここだけ取り上げます

◆NBS:What is BIM?

BIMとは?から始まりオブジェクトの情報についての解説。視覚的に分かりやすい動画です。

BIMソフトは無駄のない設計手法で、建築をしっかり完成させる為のツールであり、3Dデータベースともいえるでしょう。モデルの情報の付加条件(整備)と活かし方が重要です。

話がつきないので、今回はここで一区切り。
今後の予定ですが、用語解説や導入のメリット/デメリット、導入成功のための「最初の一歩」等に触れるつもりです。お楽しみに!

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BIMの道しるべ

BIMの道しるべ

実務家としては住宅系、土木系、製造系を渡り歩き、教育機関やリセラーでは教育プランの立ち上げや導入・運用支援を行い…CAD使用暦はハタチを超えました。汎用工作機好きな私が、このサイトではもうひとつの顔「BIMインストラクター」として情報発信させて頂きます!
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